なぜ、フォーム改善は「直す」より「分かる」が先なのか?
フォーム改善において「直す」よりも「分かる」が先である理由は、まず現状の動作や課題を、正すべき本人が、何をどの様にと、正確に理解しなければ、適切な修正ができないものです。
自身やチームの動きを客観的に把握することで、共通認識として、どこに本質的な問題があるのかを見極めることができ、根拠に基づいた改善策を立てやすくなります。
たとえば、記録した映像解析やデータを活用し、監督コーチの言を踏まえて、本人が現状を「分かる」事で、指導者や周りの選手が共通認識を持てるようになります。これにより、単なる感覚的な修正ではなく、具体的なエビデンスに基づく指導と練習が可能となり、本人が「わからない状態」でのフォーム改善の精度と効果に比べ、「分かっている」場合、その効果は格段に向上します。
また、この事は、フォーム改善のみで無くあらゆる、改善の為の訓練を指導する場合に重要です。 よく指導者に「扱(シゴキ)かれた〜!」と云われる事体は、本人がその内容を理解していない時に起こりがちです、従って、まず「本人に分からせる事」の意味は大変重要となります。
改善ポイントと、そのやり方、結果の意味が分かれば、「やろう!」という自主性となるが、分からなければ「なぜこんな事をしなきゃならないのか?」と反発となり、シゴかれたと後ろ向き感覚では改善にはならず改悪となる。
